9.CACHITA
/ WILLIS JACKSON

ブルージーなウィルス、悪くない。80年代後半まで、殆ど日本ではこの手のソウル・ジャズは紹介されていなかったが、イギリスのレア・グルーブムーブメントを皮切りに、少し輸入盤で再発された。日本にジャズを紹介し、学歴社会で生き抜いたジャズ・オヤジにはこの土臭いカッコよさが分からなかったのだろう。流行りを仕掛ける人は流行りを知らない。自分の五感もない。システム優先なのだ。漢字の読み書きは出来ても、感じることはできない。情けない.....。この土臭いジャケットと演奏を聞いて感じたのならば、ちょっとだけ巻き戻して都会風に仕上げたジャズ界を少しだけ壊してみないか?きれいな雲と青い空が見えてくるに違いない。